友達が少ない人の特徴には、男性・女性かかわらず、共通するものがあります。どのような部分が友達作りを遠ざけてしまうのでしょうか。
そこで今回は、男性・女性ともに友達が少ない人の特徴を個人的な体験や観察からご紹介します。さらに、友達が少ない人の末路はどうなっていくのかもまとめているので、友達の少なさが気になっている方はぜひ今後の生活や行動に役立ててみてください。
友達が少ない人の特徴【男性・女性】
友達が少ない人は、ご自身では「なぜ友達に恵まれないんだろう」と深刻に悩んでいるかもしれません。しかし、周囲から見ると「改善したほうがいいのでは?」と思われる特徴が見られるため、考え方や行動を変えていくのがおすすめです。
好き嫌いが強い
友達が少ない人の特徴は、人に対する好き嫌いが強いことです。「こういう人が嫌い」という明確な好き嫌いが本人のなかに存在しているかと思います。気持ちはよくわかるのですが、傍から見ると「好き嫌いをはっきり主張する自分勝手な人」と映りがちです。
そもそも、何もしていないのに敬遠された人からすると、めちゃくちゃ嫌な人にしか映らないでしょう。よほどのトラブルメーカーなどであれば嫌うのも無理はありませんが…。
ただし、好き嫌いを表に出す人がいると、高確率で集団行動に支障をきたすことは確かです。友達が少ない人は嫌な人や厄介な人をシャットアウトすることによって、良い人間関係までも遠ざけているのです。
マイペース
友達が少ない人の特徴は、悪い意味でマイペースであることです。友達関係とは、集団行動のひとつだと意識することがおすすめです。
- 周囲に行動を合わせない
- 集合時間に遅れる、いつもギリギリ
- 忙しいのに平気で仕事を休む、残業を拒否する
こういったタイプの人は責めると、理由や権利を主張しがちなのでよけいに人が離れていきます。
人の気持ちを理解しづらい
友達が少ない人の特徴は、人の気持ちを理解しづらいことです。
- 共感性が低い
- 不要な発言が目立つ
- KYな自己主張が強い
友達関係は、良く悪くも共感しあうことで仲が深まっていきます。「そうなんだ、辛かったね」「良い方向にすすんだみたいでよかったね!」など、共感の意思表示がないと「一緒にしゃべっていてもつまらない」と避けられる原因になります。
友達が多い人は、本当にそう思っているかどうかは別として、他人への共感性が高いのです。人は(自分にとって都合よく)共感してくれる人に話を聞いて欲しくなります。
きっと、あなたも自分の話を聞いてくれる人とお喋りしたくなるはずです。また、悪気はなくてもマウンティング的な発言が多い場合も、人に避けられる一因となります。
共通点が少ない
友達が少ない人の特徴には、他者との共通点が少ないことも挙げられます。
- 学力や仕事の能力に開きがある
- 部活やサークル活動をしていない
- 趣味が限定されている
- スポーツが苦手
- バイトをしていない、仕事を持っていない
能力差や何かしていないことが悪いのではなく、単に「自分と同じぐらいの人」「同じ所属の人」と認識されるかどうかがポイントです。
とくに男子は部活以外に、放課後や休日に「みんなでスポーツしよう」みたいな流れがあるので、スポーツが苦手だとかなりのコミュニケーション損失になるでしょう。
また、共通点が少ないと行動のスケジュールや思考にズレが出てくるので、仲良くなりたいと思われる候補からどんどん外れていきます。
ひとりが好き
友達が少ない人の特徴は、どちらかというとひとりが好きということです。それは、全然悪いことではありません。また、本人にとってはひとりが好き=ぼっちが好きではないことも明白です。
しかし、ひとりが好きという思考は、どうしても他人に合わせたり興味を持ったりすることに無頓着になっていきます。友達が多い人は、基本的に寂しがりです。必要なシーンにだけ友達と一緒にいたいとなると、ちょっとドライすぎるかもしれません。
友達が少ない人の末路
友達が少ない人の末路は、そのまんまでぼっちになりやすいということです。また、他者とコミュニケーションする機会も少なくなるため、みんなが知っている情報が入ってこず、人生で損することが多くなるでしょう。
体験による成長も阻害されます。他者とかかわることによってしか学べないものもあります。とっても嫌いだけど、話してみたらその人にもそれなりの言い分があったりして、やっぱり嫌いで分かり合えないけど、「そういう考えがあるんだ」という視野は広がるのです。
友達が少ない人への対処法
友達が少ないことは悪いことではありません。しかし、現状を少しでも改善したいなら、次にご紹介する考えをぜひ取り入れてみてはどうでしょうか。
好き嫌いで線引きしない
友達が少ない人への対処法は、何よりも好き嫌いで線引きしないことです。攻撃してくる人は嫌いでOKですが、何となく好きじゃない程度ならオープンな態度を示してみてはどうでしょうか。
「何となく嫌い」程度なら、食わず嫌いなだけということもあります。例えば10人のうち、2人だけに心を開く人と、10人全員に自分からガンガン心を開く人と「どっちが友達多くなると思う?」と聞いたら、ほとんどの人が後者の人だと答えるはずです。
「無駄」に付き合ってみる
飲み会やお出かけなどの誘いが無駄と感じる人も多いのではないでしょうか。しかし、いつも誰かに囲まれている人は、交際費と割り切っているものです。
本当にイマイチな誘いには乗らなくてよいかもですが、たまには無駄に付き合ってみると交友関係が広がっておすすめです。ただし、無駄な出費で終わることもあるあるなので、「無駄だけど、無駄ではなく、自分のため」と考えるとよいでしょう。
きちんと言葉で伝える
友達が少ない人への対処法は、きちんと言葉で伝えることです。友達が少ない人は、生まれつき無口気味なのではないでしょうか。やはり、友達が多い人は自分からよく話しかけているものです、というか話したい人が多いのでしょう。
わかってくれているだろう、は誤解を生じさせます。共感を伝え、誘われて無理ならきちんと理由を述べて、次こそは参加しますなど、頑張って言葉で伝えることで不器用さが誠実へと変化するでしょう。
友達が少ない人は少しの行動で変わる!
友達が少ない人の特徴や末路、対処法をお届けしました。友達が少ない人は、好き嫌いを前面に出さないこと、共感を言葉にすることが一番の対処法です。また、周囲に誤解される行動が目立つため、そのあたりを意識していくことで改善が見られるでしょう。