友達が冷たくなったり、態度が急に変わったりして、悩んでいる学生さんや大人の方もいるはず。「とても仲良くしていたのに、どうして?」と、辛くて困っているのではないでしょうか。
そこで今回は、友達が冷たくしてしまう心理や態度が急に変わった時の対処法について詳しくご紹介していきます。ぜひ参考にして、あなたらしく過ごせる日々を取り戻していきましょう。
友達が冷たい!態度が急に変わった時の対処法
友達が冷たくなった、態度が急に変わったなら、あなたに対して何らかのストレスを感じて限界に達しているか、相性や進路、考え方の違いなどで自然に疎遠になっていっている可能性があります。まずは、対処法を実践して緊急避難していきましょう。
①冷たい友達と距離を置く
まずは、あなたに冷たくしてくる友達と距離を置きます。あなたに原因がある場合、そうでない場合も含め、まずは冷たくしてくる友達の神経をこれ以上逆なでしないことが大切です。今まで仲良くしていた友達なら、なおさら!
もし、グループなら、冷たくしてくる人ではない友達の側に避難しつつ、表面的には何事もなかったように一緒に行動するとよいでしょう。時間が解決してくれる可能性があります。
②他の友達作りに励む
冷たくなった友達と距離を置きながら、他の友達ともコミュニケーションをとるように努めていきましょう。とくに、冷たくしてくる友達と進路や相性が違う場合は、より自分に合った友達づくりの種まきが可能です。
同じクラスや同じ部活の子、同じ職場の人など、あなたの考える「友達の枠」から離れて、いろいろ喋ってみることが大切です。無理そうなら、休み時間などはボッチでゆっくり過ごしてみてはどうでしょうか?誰か、異変に気が付いて話しかけてくれるかもしれません。
③1日、欠席してみる
あまりにも冷たくしてくる友達の雰囲気が悪いようなら、学校や職場を体調不良といって1日くらい欠席してみるとよいでしょう。
「これ以上、冷たくしたら自分の立場が悪くなるかもしれない」と態度を急に変えてきた友達に思わせることができたらこっちのものです。
学生であれば先生に相談されるかもしれない、職場であれば上司からヒアリングされるかもしれません。あなたに非があって冷たくされているとしても、モメれば冷たくしている人自身も悪く見られてしまうので、少しは態度が軟化するのではないでしょうか。
友達に冷たくしてしまう心理【非がある場合】
友達が冷たくなったのは、もしかしたらあなたに非があるかもしれません。そうでなければ、この項は参考程度に読んでみてください。ここからは、友達に冷たくしてしまう心理を詳しくご紹介していきます。
冷たい友達に対して態度が悪い
友達が冷たくなったのは、あなたの態度が悪いからかも?とくに、グループ行動しているなら、好き嫌いが態度に出るのはありがちです。
冷たくなった友達を、あなた自身が好きではなかった、気遣いが足りていなかった、もしかしたら攻撃していたかもしれません。
グループ行動するなら、優先順位をつけることなく、みんな等しく仲良くしなければ友達関係に亀裂が入るのは必須。自分を好きではないあなたに優しくするのがバカらしくなったのが、友達に冷たくしてしまう心理です。
態度が悪いあなたが存在していたとしたら、冷たくしてくる友達をあなた自身が大切にする必要があるでしょう。
プライバシーに踏み込みすぎ
友達に冷たくしてしまう心理には、プライバシーに踏み込み過ぎてしてしまったことも考えられます。「何でも話せる、何でも聞ける友達」がいれば人生は充実するでしょうが、現実では難しく、それを理解せずに地雷を踏みまくってしまう人もいるものです。
家族のこと、進路における合否や恋愛など、その時々であまり触れないほうがよい話題もあります。本人が自分から喋るまで聞かないことが大人のマナー。友達が多い人ほど、これ以上は踏み込まないという境界線をきちんと守っているものですよ。
迷惑をかけている
友達関係が悪くなったとき、最も原因になりやすいのが何らかの迷惑をかけている場合です。例えば、決められた時間にギリギリで遅れがちだったり、役割のなかでラクをしようとしたり、仕事を増やしてしまったりするなどが考えられるでしょう。
友達関係において、負担や迷惑の元となる「マイペース」を気にしないのはよくありません。これまでに周囲の人からのんびりしている、マイペースだねとよく言われるなら、たぶんこのあたりが冷たくされる原因の可能性が高いでしょう。
友達に冷たくしてしまう心理【非がない場合】
友達が冷たくなったといっても、あなたに非がない場合もあります。このような場合は、仕方がない部分もあるため、できることなら離れて自分の居場所を見つけるのがおすすめです。
下に見ている
友達に冷たくしてしまう心理は、その友達があなたを「下に見ている」からです。例えば、たまたま空気を読めずに失言をしてしまったり、しょうもないミスをしてしまったりした際に、下に見ていい存在と思われてしまった可能性があります。
また、あなたに向上心が見られない場合も、下に見られてしまう可能性があります。友達関係において切磋琢磨することは大切なので、方向性があまりにも違うと友達の枠から外れてしまうのも仕方がないといえるでしょう。
進路が違う
友達に冷たくしてしまう心理には、進路が違うという面もあるでしょう。例えば、高校生だと就職するか、専門学校に行くか、大学に行くかで友達関係も変わってくるものです。
冷たくなった友達は、自分が置いてけぼりにされたくないので、あなたを気遣っている余裕がないのかもしれません。また、大人だと結婚しているかしていないか、子供の有無などでも友達同士の関係性が変化しやすいでしょう。
急に態度が変わった友達を冷たい、ドライすぎると思うかもしれません。しかし、この先こういった人間関係の変化は何度も訪れるので、あなたも割り切って自分と同じ進路の友達を見つけるようにするのがおすすめです。
気が合わない
あなたは好意的または普通に接していても、友達側が拒否してくる場合も多いものです。性格は人それぞれなので、「気が合わない」「苦手な部分がある」と感じるのは仕方がないでしょう。
よくいわれることですが、すべての人から好かれることは無理があります。また、気が合わないから冷たくする人は「友達」ではないので、あなたも「私のことが苦手なのね!」とドライに受け止めていけばよいのではないでしょうか。
嫉妬
嫉妬も、友達に冷たくしてしまう心理のひとつとなるでしょう。自分の軸を持って、積極的に行動している人ほど世界が広がっていくので、他人からはただただ幸せそうに見えてしまい、うらやましいと思われがちです。
とくに女性は努力を単なるラッキーとかずるいと捉えがちなので、あなたに非がなくても苦しい立場に追い込まれることもあるでしょう。
嫉妬されるということは、あなたに能力や魅力があるということなので、自分らしくさらなる飛躍に努めていくことがおすすめです。
友達が冷たくなった…それは、あなたが強くなる時!
今まで仲が良かった友達が冷たい、態度が急に変わった時はあなたが強くなる時です。自分自身に非があるときは反省し、非がないときは自分軸をしっかりと持ち、ただひたすらに前進していきましょう。