大学の雰囲気を知ることができるオープンキャンパス。大学進学を目標にしている高校生のほとんどが出かけることになるでしょう。しかし、そんなオープンキャンパスに親と行くのは恥ずかしいことなのでしょうか?
友達と行くべき?ひとりで行くのもあり?どのような服装で行けばよいのかも含めて、オープンキャンパスについての疑問を詳しくご紹介いたします。オープンキャンパスに行きたいけれど不安!という方は、ぜひチェックしてみてください。
オープンキャンパスに親と行くのは恥ずかしい?
オープンキャンパスに親と行くのは、決して恥ずかしいことではありません。2024年現在、私は高3の息子とともに、これまで10数回の私立のオープンキャンパスに参加してきました。
個人的な体感&分析では、親子での来校が全体の6割、友達同士3割、ひとりでの参加が1割くらいです。オープンキャンパスは親子での来校のほうが圧倒的に多いので、恥ずかしがらずにぜひ参加してみてください。
学費を出すのは親御さんになると思います。莫大な額の貯蓄を促すためにも、親と一緒に参加するのがおすすめです。ちなみに4年間の学費の目安は、文系500万前後、理系なら600万円以上といった感じでした。
オープンキャンパスに親と行く!母と父どっち?
オープンキャンパスには親と来ている高校生が大半です。そうなると、お母さんとお父さんとどっちと一緒に行けばよいのかも疑問になってくるでしょう。
個人的な体感&分析では、男子は圧倒的に母親との来校が多いです。そして、女子は意外に父親と参加しているケースが目立ち、母親と父親の割合は半々といった感じでした。お母さんとお父さん、どちらか行きたがるほうを連れて行くとよいのではないでしょうか。
そして、父母と3人で来校するケースも多いです。私も志望校の候補として入れたい大学はアリかナシかの確認も含めて、夫と息子と3人で出かける傾向にあります。
オープンキャンパスは友達と?ひとりで行ってもよいの?
オープンキャンパスは友達同士で来る高校生もいれば、ひとりで参加する高校生もいます。友達同士はもちろん、ひとりでの参加も大学側からすれば大歓迎です。私は保護者の視点から、「ひとりで来る子はえらい」と感じています。
我が息子にも、そのくらいしっかりしてほしいと思うくらいです。友達と行くと心強さはあるものの、自分の周りたい学部やコーナーに行きづらいデメリットがあるでしょう。
ひとりなら、興味のある学部やコーナー、選抜方式の確認などさまざまな心配や疑問に答えを出せるでしょう。
オープンキャンパスへ行くときの服装は?
親と一緒に行く、友達同士で行く、ひとりで行く。どちらにしても、どんな服装で行けばよいのかも気になるでしょう。
個人的な体感&分析では、
高校生 | 私服OR制服 |
母親 | 参観日に行くような服装 |
父親 | 襟付きシャツ、カジュアルパンツ |
と、わりとラフな服装の方が多い印象です。華美な服装やジャージなどのゆるゆるな服装を避ければ、服装に関してはそれほど気にする必要はないでしょう。
オープンキャンパスへ行くときの注意点
オープンキャンパスへ行くときの注意点を、自分自身の失敗談からご紹介いたします。大学に到着してからしまった!ということのないように準備万端で出かけられるようにしておきましょう。
最寄駅から大学までのルートを調べておく
とある大学のオープンキャンパスへ行ったとき、最寄駅で大学からの送迎バスがあったのですが、案内が不十分で私と息子は認識しておらず、徒歩で向かうはめになりました。20分くらい歩いたかな?すごくしんどかったです。
私立大学はサービス面が重要だと私は思っているので、その大学は候補から外しました。ちゃんとしている大学は、だいたい送迎バスがあることを予約メール内でアナウンスしてくれます。送迎バス自体がない大学は、自分で乗り場やスケジュールを調べましょう。
行く前にスケジュールを確認しよう
オープンキャンパスでのイベントスケジュールは事前にわかります。大学からの予約メールや公式サイトで案内されているので、模擬授業や説明会、オープンキャンパスなど何時から開始なのかをチェックするようにしておきましょう。
私は息子と出かけた初めてのオープンキャンパスで、そういったシステムがあることがわかっておらず、興味のある模擬授業やイベントに参加できませんでした。とくに、自宅から遠方の大学のオープンキャンパスへ行く場合は要注意です。
模擬授業は親御さんにもおすすめ!
オープンキャンパスに行ったら、志望学部の模擬授業を親御さんもぜひ子供と一緒に受けてみてください。無料で参加できる授業でありながら、「自分たちが通ってた時代の大学の授業より質が高い!」と驚く人が多いのではないかと思います。
社会人として、きっと大きな学びになるでしょう。また、例えば同じ経営学部でも大学によって学びの軸が違うので、親子で模擬授業を体験しながら比較検討することもおすすめです。
学生や教員にはどんどん質問しよう!
オープンキャンパスのほとんどは、その大学の学生と教員が主体となって運営しています。受験に関しての疑問があれば、積極的に質問して、その大学への理解を深めるきっかけにしていきましょう。
私は「いつ頃、この大学を受験することを決めたか」「受験課題はどのくらいの期間で仕上げたか」など、タイミングがあれば学生さんにちょこちょこ質問させていただいています。
オープンキャンパスに親と行くのはおすすめ!
オープンキャンパスに親と行くのは恥ずかしいのではないか?そんなふうに心配している高校生の方、大丈夫です!大半の高校生が親と来校しています。保護者ならではの視点も参考になると思うので、ぜひ一緒に出かけてみてくださいね!