嫌なことが続く、立て続けに悪いことが起こる、そんなときはどのようなサインが自分に届いていると解釈すればよいのでしょうか。嫌なことや悪いことが続くと精神的・肉体的に疲れてどうすればよいかわからなくなるものです。
そこで今回は、嫌なことが続くときのサイン、そして悪いことが続くのを断ち切る方法を個人的な体験からご紹介いたします。嫌なことばかりで毎日が辛い、どのような心持ちでいるべきか迷う方はぜひご参考ください。
なぜ?嫌なことが続くときのサイン
嫌なことが続くと「なぜ?私ばかり…」とネガティブ思考になってしまうのでは?しかし、少し視点を変えてみて、今後の人生に活かせるサインがたくさん届いていると解釈することがおすすめです。
学ぶべきタイミング
嫌なことが続くとき、その多くは「学ぶべきタイミング」だというサインです。少なくとも、私はそのように解釈すると自分のためになるかなと考えています。
嫌なこととは、わからないこと、めんどくさいこと、想定外の出費など様々な事態が当てはまるでしょう。しかし、わからないことは知ることで今後の経験値となります。
めんどくさいことが起きたなら、そのケースに対応するベストな解決法が学べるはず。想定外の出費であれば、本当に必要なのか、そうでないのか、お金の使い方や貯蓄の重要性など改めて自分の行動を振り返るきっかけとなるでしょう。
負の感情を向けられている
人間関係で嫌なことが続くときのサインは、誰かに負の感情を向けられているという警告とも考えられます。なぜ負の感情を向けられているのかは、あなたに非があるかもしれないし、相手の勝手な妬みや逆恨みかもしれません。
どちらにせよ、あなたを攻撃したい、貶めたい誰かがいる。その誰かが周囲を巻き込もうと画策していることも、十分に想像できることではないでしょうか。
私はこのような時、その相手に注意したほうがよい、嫌な目に合う心の準備をするべきという有難い知らせだと考えるようにしています。

何かしらの不足がある
なぜか嫌なことが続く。そんなときは、注意力や警戒心が散漫になっているというサインかもしれません。仕事でのうっかりミス、街で変な人にからまれる、自宅でお皿を割ってしまった、などなど。
細々とした嫌なことが続くなら、注意力や警戒心がいつもより欠けていると考えられるでしょう。思ったように結果が出ないのであれば、そんなつもりはないけれど努力が圧倒的に足りない、目標が高すぎるなど現実と自分の想像に乖離が起きている可能性があります。
心身ともに疲れている
嫌なことが続くときは、心身ともに疲れているというサインかもしれません。20代、30代の方なら、若さで疲れに気づかないことがあるでしょう。
40代を超えると、若いころと同じように頑張ってしまうため、いきなりケガをしたり病気に見舞われたりするものです。嫌なことや悪いことは、疲労困憊なあなたへのブレーキとも解釈できるのではないでしょうか。
悪いことが続くのを断ち切る方法
嫌なことが続くとき、悪いことが続くとき、「いつまで不幸が続くのだろう?」「いつもこんな目に遭う」と不安になるのではないでしょうか。ここからは、個人的な体験から悪いことが続くのを断ち切る方法を詳しくご紹介します。
ドライにひとつずつ対処していく
悪いことが続くのを断ち切る方法は、ドライにひとつずつ対処していくという方法です。嫌なことや悪いことのなかには、対応せざるを得ない出来事や、誰にでも起こりうることがあります。
そのため、「また嫌なことが起きた」とひとつひとつにダメージを受けるのは意味がない場合も。人生こんなもの、という割り切りです。今は前向きな学びのタイミングだと、粛々と対処していけば、いつかはひと休みできる時間にたどり着くでしょう。
厄介な人と距離を置く
悪いことが続くのを断ち切る方法は、厄介な人と距離を置くことです。「諸悪の根源」「トラブルメーカー」という例えがぴったりな人がそばにいると、嫌なことや悪いことが立て続けに起こりやすくなります。
そのような人に迷惑しているといった真実を告げるともっと大変なことになるため、できる限りの距離を置くのがおすすめです。厄介な人とのかかわりを避ければ、嫌なことや悪いことが激減すると期待できるでしょう。
気にしない考え方も必要
悪いことが続くのを断ち切る方法は、気にしない方向にシフトしていくことです。嫌なことや悪いことが続くという人は、日頃からネガティブな出来事に敏感だったり愚痴が多かったりする傾向にあります。
悪いことばかり、嫌なことばかりと口にしない人は、何が起きても高いびきでぐっすり眠ったりしているものです。周囲にネガティブにとらわれない人がいれば、その人の行動を観察・真似してみると大きな学びとなるでしょう。
スケジュールに余裕を持たせる
悪いことが続くのを断ち切る方法は、スケジュールに余裕を持たせることです。嫌なことや悪いことが続く人は、毎日が「貧乏暇なし」状態になっていることが多いのではないでしょうか。
時は金なりでもったいないと感じても、予定を詰めずにヒマ気味な毎日に変更すれば、体や心が思った以上に休まります。心身ともに元気になれば、注意力や警戒心も普段通りとなり、不幸な目に遭うことを減らせるでしょう。
自分で自分を占う
悪いことが続くのを断ち切る方法は、自分で自分を占うことです。私は最近、この方法での対処がお気に入りになっています。嫌なことが続くのを占いで自己解決するというわけです。
「今日は眠れそうにないな」と思ったら、タロットやルノルマンカードでひたすら自分を占っています。なぜこうなったのか、今の状況に対するアドバイスなど適したスプレッドで占うと、自分で自分の不安やストレスを軽減できるのでおすすめです。

嫌なことが続くのはメンタルが育つとき
程度の差こそあれ、嫌なことや悪いことから逃れるのは無理です。だからこそ、できるだけ、学ぶタイミングだと捉えるようにしていきましょう。嫌なことが続くとストレスですが、私の知っている尊敬に値する人は、人生の糧としている人ばかりですよ。