男女共通の悩み(友達・人間関係)

なぜ矛盾?言ってることとやってることが違う人の心理や対処法

言ってることとやってることが違う

言ってることとやってることが違う人に対して、「気持ち悪い」「どうすればよいかわからない」と嫌悪感を抱いている人も多いでしょう。個人的にもそのような男女に接して、寒気がしたりもう関わりたくないと思ったりしたことが何度かあるものです。

そこで今回は、言ってることとやってることが違う人の心理や対処法をご紹介。言動と行動に矛盾がある女性や男性とのコミュニケーションに困っている方はぜひご参考ください。

言ってることとやってることが違う人の心理

実際の体験から、言ってることとやってることが違う人の心理をまとめてみました。矛盾のある人の頭のなかはどうなっているのか、チェックしていきましょう。

自分の思いに気づいて賛同してほしい

言っていることとやっていることが違う人の心理は、「自分の思いに気づいて賛同してほしい」ということです。言動と行動に矛盾のある人は、基本的に自分自身をお高く見積もっており、自己愛の高さが伺えます。

そのため、周囲の他人が自分の意見や想いを汲み取ってくれるべきといった偏った思考を正当化する傾向にあります。実際の行動が違うことで、他人に自分の思いや行動への賛同を強制的に伝えようとしてしまうのです。

口先だけ・無責任

自分の意見が強いわりに他人があたかも賛成したかのように動かそうとするのは、いわゆる「口先だけ」だからです。言葉と行動に矛盾があるのは、口先だけで行動や能力が伴わないからという面もあるでしょう。

また、自分の意見や願いを他人が率先して叶えて欲しいといったあつかましい傾向があるのも、言ってることとやってることが違う人の心理です。自分の意見を通したいけれど、表立っての行動はしたくないというわけです。

でも他人からよく思われたい

言っていることとやっていることが違う人をますます厄介に見せてしまうのは、自分勝手なのに「でも他人からよく思われたい」という心理が根付いていることです。

自己主張の強さは抑えられないけど、悪者にはなりたくない。だから、一見周囲に合わせるような素振りや発言をしてしまいます。しかし、他人の言うことに従う気持ちはさらさらないため、最終的に言動と行動が不一致となってしまうのです。

でも他人に厳しく否定的

自分の意見を尊重してほしい、でも他人からよく思われたい、でも他人の意見には共感するのが難しい。自分には甘いのに他人に厳しく否定的であることも、言っていることとやっていることが違う人の心理です。

自分の意見や主張を通すためには、言いがかりに近い難癖をつけては相手の考えが間違っているかのような発言をしてしまいます。他人に厳しく否定的にすることで、自分自身の正当化に必死になってしまうのです。

そんな自分に気づくも認められない

言っていることとやっていることが違う人の心理には、「そんな自分に気づくも認められない」ということです。実は、矛盾の激しい人は意外とそんなおかしなことをしてしまう自分にも、他人からあまり好かれていないことも薄々気づいています。

しかし、正当化と自己愛がひどすぎるため、決して認めようとはしないのです。言い訳して言動と行動が一致しない自分を取り繕う癖が幼少の頃から染み付いているため、呆れるような言い分を展開してくるのもこのタイプの人です。

虚言癖の恐れも

言動と行動が違う人の心理は、嘘をついてでも自分の願いを叶えたい気持ちが強いことです。いわゆる虚言癖です。日々における些細なことから大きなことまで、平気で嘘をついてしまいます。

嘘ばかりついているため、自分がどんな嘘をついてしまったのか把握できなくなっている可能性も高いでしょう。自己正当化のために、嘘をつくことで現実逃避をしていることも予測されます。

言ってることとやってることが違う人の対処法

言ってることとやってることが違う人にまともに対応するのは大変です。常軌を逸した行動にメンタルがやられそうになることもあるでしょう。そんな事態を回避するためにも、個人的に行った対処法をご紹介していきます。

積極的に合わせてあげようとしない

言っていることとやっていることが違う人は一種の病気のようなもの。言葉と行動に矛盾のある人は、まともな人でありたいと考えてはいないのです。そのため、こちらから積極的に合わせてあげようと試みることのないようにしておきましょう。

おかしな人の矛盾に配慮してしまうと、「私は気を使ってもらえる価値のある人なんだ」「こういうふうに伝えるのは間違ってないんだ」とますます間違った自己肯定感を高めてしまう恐れがあります。

できるだけ関わらないようにする

言葉と行動にズレがある状況からの被害を避けるためには、本人と関わらないようにすることもひとつの対処法です。矛盾してでも自分の欲望に忠実でいたい人は、この先もますますひどくなり治ることはないでしょう。

根本的にも良い人ではないため、恩をあだで返すようなことも平気でしてくるのもこのタイプです。仕事などするべきことは割り切って行い、友だち関係であるならできる限り接触しないようにしていきましょう。

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意見を求められたら濁す

整合性のない振る舞いが目立つ人は、もともと他人の意見に共感することがありません。他人に否定的に接することで自分の意見の正当性を高めようともするため、真面目に意見を伝えても無駄になってしまうことがほとんどです。

そのため、意見を求められたら濁すようにしておきましょう。矛盾ある人が自分の意見を通したいのだから、その人がすべて決めた、すべての責任を自分で負ってもらえるように整えておきましょう。

決定や仕事はLINEやメールに残す

言行一致を図るためには、決定事項や約束事などをLINEやメールなどの記録に残すことが効果的です。言っていることとやっていることが違う人のおかしさが記録として残るように、言質を取る習慣もつけていくと何かモメたときに安心です。

また、できるだけひとりでは対処しないようにすることも大切です。複数人で対応することで、発言と行動が食い違う人の異様さを分け合ってひとりで苦しむことのないようにしていきましょう。

気が合いそうな人とセットにする

発言に行動が伴わない人の対処法は、気が合いそうな人とセットにすることです。周囲に他の理由でとてつもなく敬遠されている困った人がいれば、セットにして代わりに対処してもらうとよいでしょう。

嫌われているのに気づかない女性などとんでもない人同士を組み合わせると、意外に気が合っていると思われる様子が垣間見れて興味深いものです。

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恋愛中の「言ってる事とやってる事が違う」心理解析

言ってることとやってることが違うといっても、それが赤の他人というわけではなく、彼氏や彼女であるというケースもあるでしょう。こんな場合は以下のような心理もあるため、ぜひ参考にしてみてください。

相性がよくないと感じている

彼氏や彼女が言ってることとやってることが違うと感じる場合は、相手に「相性がよくない」と思われている可能性があります。気が合わないため、楽しさがなく、どこかでつじつまを合わせようとしてしまうのでしょう。

そんなに好きじゃないからどうでもいい

彼氏や彼女が言ってることとやってることが違うと感じるのは、相手のあなたに対する愛情が減っていることが考えられます。要は、そんなに好きじゃないから矛盾があってもどうでもいいということなのでしょう。

浮気をして誰かと混乱している恐れも

彼氏や彼女が言ってることとやってることが違うのは、浮気をしていてどちらに何をいったのかごちゃまぜになっているからかもしれません。もしくは他に好きな人ができて、あなたへの優先度が下がっていることも考えられるでしょう。

言葉と行動が違う人と良好な関係を築くには?

言ってることとやってることが違う人と良好な関係を築くのは無理です。信頼を構築しようと努力しても、相手は自己を省みれないタイプなので、徒労に終わってしまうでしょう。

そのような余力があれば、きちんとした人に注いであげるようにしていきましょう。おかしな人とはできるだけ関わらないようにして、するべきことだけ全うするのが令和の時代の対応策となるはずです。